ヨシノの日記

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高専に多い人

 私は現在、高専の5年生です。私の通っている高専は特に特徴はなく、学力レベルは高専内で中の下です。そんな THE 高専 に通っている高専生の私が、高専に多い人について解説します。今回の記事は、あくまで私の通っている高専についてです。

 

 

高専に多い人

高専について

 高専については過去に記事でまとめているので、こちらを参照ください。また、一般的なことはググってみてください。

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世間から見た高専生のイメージ

 

 世間から見た高専生のイメージについてまとめ、それについて私の体験したことを交えて解説します。

 

①頭がいい・留年・退学も多いについて

 高専の偏差値は平均より少し高いことが多く、求人倍率が非常に高いため、頭がいいように思われることが多いです。これは、まぁまぁ当てはまっているかなと思います。頭がいいというより、要領がいい人が多いです。普通の人ほど勉強せずとも、それなりにいい成績をとれる人が高専に来ている気がします。それゆえ、高専に入ってから苦労している人も多いようです。勉強せずとも平均より上の学力を持っていたため勉強する習慣がついておらず、実験や卒業研究で自主学習を必要とする高専に対応できていない人がいます。こういった人が留年し、退学していきます。

②オタクが多い

 これも当てはまっています。高専に限らず、理系にはオタクが多いです。理系の単科学校である高専にオタクが多いのはある意味当然です。ただ、元気な人も多いです。ウェイ系?陽キャ?と呼ばれるのかもしれませんが、7:3ぐらいの割合だと思います。機械系学科はその割合が少し高く、5:5ぐらいだと思います。

高専病にかかる

 高専病については後日追記します(高専生が語る高専病 - ヨシノの日記)。これはそんなにないかなと思います。周りにオタクが増えれば、オタクになりやすいという話だと思いますが、別にそんなことはないと思います。

④変人が多い

 これも事実です。理由はよくわかりませんが、変わっている人は確かに多いです。高専は、中学校卒業の時点である程度進路を決めている人が進学します。その中でも、かなりマイナーな存在である高専に進学するという時点で珍しいからかもしれません。

⑤優秀な人が多い

 これは半分正解で半分不正解かなと思います。確かに優秀な人は一定数存在しますが、多いかといわれるとわかりません。先ほども述べましたが、中学校卒業時に高専に進路を決めている人はかなり少数派だと思います。よく考えて高専を選んだ人は、将来に対する考えもしっかり持っていて、それが結果優秀な人なのかもしれません。

 

意外な高専生の特徴

 私が入学して感じた、意外と思った高専生の特徴についてまとめておきます。

 

①お金持ちが多い

 かなり意外だったのが、裕福な家庭の人が多いことです。私の家庭があまり裕福でないこともありますが、それを考えても裕福な家庭で育っている人が多いです。理由はわかりません。私の知っている限り、家族が中小企業の役員を務めていたり、市長をやっていたり、医者であったり、外国車に乗って送迎したり、大手企業に勤めていたりします。個人的な愚痴ですが、こういう人ほど勉強をあまり頑張らない傾向がある気がするので羨ましいです。そのお金を少し分けてくれよと思ってしまいます。

②精神年齢が低い

 これも理由はわかりませんが、かなり視野が狭く、ものごとを一方的な立場からしか見えない人が多いです。アイデンティティを探している感じがします。

③常識がない

 これも上と似ているかもしれませんが、一般常識のなかでも、先輩や先生に対する礼儀がなっていない人がいます。友人に対しても「さすがにそれはないだろ」みたいなことが何回かありました。

④優秀な人はめちゃくちゃ優秀

 上の⑤と関連することですが、優秀な人は本当に優秀です。なんで高専に来たんだと思ってしまいます。理解できないぐらい数学が得意な人や、英語がペラペラな人、プログラミングがめちゃくちゃ得意で海外に進学する人なんかがいます。本当にごく少数ですが、刺激になります。

 

 

 以上、高専に多い人についてでした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。