高専の寮について
私は現在、高専の5年生です。高専は中学校卒業後に入学し、5年間通います。高専は各都府県に1校ほどしかないため、県内外から学生が集まります。そのため、各高専には寮が設置されています。私は高専の寮に1年生から3年生まで入っていました。今回はそんな私の経験をまとめようと思います。
高専の寮
高専とは
高専については別記事でどうぞ。
高専の特徴
高専の特徴についても別記事にて。
高専の寮のメリット
①通学時間を節約できる
これが一番だと思います。私もこれを理由に寮に入りました。やはり毎日学校に通うとなると、通学時間は勉強にも部活にも影響があります。忘れ物をしても寮に取りに帰ることができるのはなかなかの魅力です。寮に入っている多くの人はこれが理由だと思いますが、他にもメリットはあります。
②友達をつくりやすい
入学式のときに痛感しました。通学生が初めて顔を合わせるのに対し、寮生は同じところに数日一緒に暮らしている訳なので、仲の良さが違います。その後も、通学生同士はあまり顔を合わせる機会はないのに対し、寮生同士は頻繁に顔を合わせるので、部活・学科外の友達もできます。
③過去問・過去レポートが手に入りやすい
寮生は通学生と違い、上級生とのつながりがあり、過去問や過去レポートを手に入れることができます。また、直接先輩にもらうことが出来ずとも、先輩からもらったデータを友達からもらうこともできます。高専において過去問や過去レポートは非常に貴重な存在なので、寮に入ったら手に入れるようにしましょう。
高専の寮のデメリット
①常に部屋に誰かいる
これは人によると思います。私はこれが苦手で寮を出ました。寮は場合によりますが、一部屋2人以上です。学年が上がれば一人一部屋ということもあるようですが、低学年のうちはまずないです。つねに誰かといる方が楽しいという人は気にしなくていいと思います。
②点呼がある
当たり前ではありますが、点呼があります。朝、無駄に早く起きる必要があったり、夜も点呼までに寮に帰っておく必要があります。はっきり言ってめんどうです。
③上下関係が厳しい
これは寮によると思いますが、上下関係が厳しい寮が多いと思います。上級生に会うと立ち止まって挨拶をする必要があります。ただ、学年が上がるとその必要もなくなるので、途中から入るのはありかもしれません。
以上が高専の寮についてでした。ちなみに、バイク通学は可能で、4年生からは車通学も可能です。私は1年生から3年生まで寮に入っていましたが、4年生からはバイクで通っています。人によっては、毎日修学旅行の夜みたいで楽しいという人もいます。
以上、高専の寮についてでした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。