結局専攻科に進学した話
めちゃくちゃ久しぶりの更新です。
去年のブログからちょうど一年ぐらいがたったのと、夏休みが始まったので久しぶりに何か書こうと思います。
編入体験記とか書きましたが、実は専攻科に進学しました!
記事を読んでいただいた方はご存知かもしれませんが、私は大学の編入学試験をいくつか受験し、いくつかの大学には合格しました。ですが、結局は滑り止めに受験した専攻科に進学することにしました。
専攻科に進学した理由
自分の専門も面白いと思うようになった
私は自分の学科にあまり興味を持てないことが理由で、転学科したいという思いが強く、大学編入を志していました。しかし、研究室配属されてからその考えが変わるようになりました。私は機械科の制御系の研究室に配属されました。そこでは自分の嫌いな材料などの知識や勉強はあまり必要なく、ロボットの制御について多くのことを勉強しました。編入試験勉強と並行して研究をしていく中で、このまま研究を続けるのもありなのではないかと考えるようになりました。
苦手な専門科目の授業を受ける必要がなかった
先に述べたことと似ていますが、材料系の授業は私の高専では本科生のみ必修でした。なので専攻科ではそのような授業を受ける必要がなく、むしろ私が受けたかった情報系の授業を受けることができるということを知りました。また、情報系の科目は独学もしやすい分野なので、それもありかなと考えるようになりました。
第一志望の大学を諦めきれなかった
これが一番の理由で、私はやはり第一志望の大学をどうしても諦めきれませんでした。研究力が世界レベルで、気になる研究室もいくつもあるからです。また、環境としても研究施設に恵まれており、たくさんのことを学べると思いました。また、関東という好立地な上に、田舎なので過ごしやすいという点も非常に魅力的でした。私は大学院へ進学する予定なので、専攻科を卒業してからもう一度挑戦してみようと思います。研究室の担当の先生からも、「博士課程進学も視野に入れている学生は、大学院からでも全く遅くない」という話も伺いました。まだ自分の専門をどうするかは決めていませんが、それもじっくり考えてみたいと思います。
家庭の事情
これについてもかなり大きい理由ですが、個人的理由過ぎて誰の参考にもならないと思うので割愛します。
悪くない選択だったのでは
自分はやると決めたらやり通す性格だとは思うのですが、それゆえに周りが見えなくなることが多々あります。編入試験についてはかなり冷静に考えたつもりでしたが、授業と研究が別物という点を理解できていなかったのが原因かなと思います。もちろん頭では理解していたつもりでしたが、やっぱりやってみないと分からないものだなと思います。
最近は社会情勢のこともあってリモートワークが流行っていたりするので、関東から遠く離れた私の家からでもリモートワークでインターンシップができるのではと考えたりもしています。ベンチャー企業などで働いてみるという目標も、予想外の事態により達成できそうです。
最近は学校に通えるようになり、研究も勉強も楽しくできています。大学に編入した人は課題が多くて大変という話を聞きましたが、私は自分のやりたいことをじっくりできているので、この選択肢も全然間違いじゃなかったなと思います。むしろ良かったのではと思います。