ヨシノの日記

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高専生への求人倍率が高い理由

 高専生への求人倍率が非常に高いことはご存知でしょうか?高専生への求人倍率について考察していきます。

 高専については別記事にて紹介しています。(高専ってどんなとこ? - ヨシノの日記

 

 本記事では推測が多いです。事実と予想を分けてかきます。

 

 

高専求人倍率

 高専生への求人倍率は?(事実)

 高専生への求人倍率は非常に高いです。大学と比較して紹介します。

 

 大卒求人倍率調査|基幹調査|リクルートワークス研究所より引用

 2020年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は1.83倍と、前年の1.88倍より0.05 ポイント下落。8年ぶりに低下したが、高水準を維持し、リーマン・ショック求人倍率が大幅に低下し た2010年卒以降で2番目の高さとなった

 

 大学院生も入っていますが、大学生の求人倍率は1.83倍です。

 

 高専生の求人倍率は?というと、まとまっているデータはなかったのですが、ほぼ全ての高専で30倍は超えていると思います。試しに「高専生 求人」で調べると平均40~50倍ぐらいな気がします

 

 就職希望者の就職率(事実)

 就職希望者の就職率はどうなっているのでしょうか?こちらは高専機構のホームページで見つけました。

 

 https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/resources/letter/kouhou/gaiyou30.pdf#page=18 p.18より引用

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 わずかですが、高専生の方が高いようで、ほぼ100%となっています。

 

 求人倍率が高い理由は?(予想)

 これは事実に基づき、求人倍率が高い理由を考察します。この理由として、

"大学卒と同等の能力を持っているが、若い"

ということだと思います。高専では五年間の一貫した高等教育をすることにより、卒業時には大学卒と同等の能力を持っています。ただ、高専卒業時は大学二年生と同年代であり、大学卒と二年の差があります。これは雇う側からすると、

"大学卒と同等の働きをし、大学卒より安い給料で働いてもらえる"

ということになると思います。これなら確かに高専生の求人倍率は上がります。

 就職する友人に質問をしたところ、やはり高専卒の給料は大学卒の給料より安いところがほとんどのようです。そして、やはり大学卒と同じ業務内容をするようです。

 

 

 以上、高専求人倍率が高い理由について述べました。何か質問等あればコメント、Twitterに連絡いただければ、お答えします。