編入体験談~横浜国立大学~
横浜国立大学の編入試験の体験談です。私がどのような勉強をして、どのような経験をし、どのような結果になったかをまとめておきます。
大学編入試験体験談~横浜国立大学~
横浜国立大学について
横浜国立大学は、ここ数年で人気が上昇し、一般でも編入でも難化傾向にあるそうです。横浜にありますが、駅からのアクセスはあまりよくなく、キャンパス内は緑が多いです。都会に住みたいだけなら、他の大学を受けた方がいいと思います。私はいい感じに田舎を感じたのでかなり惹かれました。
高専からの編入は、理工学部が多いと思います。理工学部には教育プログラム(EP)とよばれる学科のようなものがいくつかあります。倍率は学科により異なりますが、とても難しいというほどではないと思います。
志望EP
私の志望EPは情報工学EPでした。
倍率
年と学科によってかなり変わります。情報工学EPは5~8倍ぐらいを推移していると思います。今年は5倍くらいだと思います。情報工学EPについては、試験が難しい年ほど、倍率は低くなっているように思います。
試験科目
試験科目は、一般科目として、数学、物理があり、専門科目として、論理回路、情報基礎(アルゴリズムとデータ構造)、プログラミング言語があり、英語(TOEIC)です。TOEICのスコアはあまり関係ないという噂を聞いたので、600ぐらいで大丈夫だと思います。
試験内容
学生課を通して、過去問を請求できるので、そちらで確認してもらえるとわかると思います。要項は4月の初日に公開されると思います。
数学は例年通り、微分方程式と行列の二問と、物理は力学一問でした。物理は基本的には、質点か剛体の力学が出題されますが、天体?の問題が前の年に出題されていたので、そこも勉強していましたが、質点の力学でした。専門科目は、ちょっとよく覚えていませんが、プログラミング言語でJavaを使った線形リストが出題されました。面接は普通のことしか聞かれませんでした。
試験手応え
英語はTOEICのスコア820点ですが、あまり関係なさそうです。数学は行列はかなり簡単でしたが、計算に時間がかかってしまい、微分方程式は、出ないと思っていた定数係数でない線形微分方程式が出題されました。どちらもほとんど解けませんでした。物理は簡単でしたが、時間が足りませんでした。4割ぐらいだと思います。専門科目は、論理回路、C言語のアルゴリズムとデータ構造はほぼ解けましたが、Javaのアルゴリズムとデータ構造は全く解けませんでした。6割ぐらいだと思います。試験の出来からもう落ちたとわかっていました。
結果
不合格でした。
感想
一般科目の試験終了時に落ちたことを確信したので、試験放棄して帰ろうかと思いました。一応受けてみたにも関わらず、Javaを使ったアルゴリズムとデータ構造は勉強しておらず、撃沈しました。定数係数でない線形微分方程式は解けていない人も多いのでは?と思いましたが、過去に一度だけ出題されたことがあるので、しっかり対策をしている人は勉強してると思いました。Javaを使ったアルゴリズムとデータ構造は、高専によっては授業でも習っているところがあるようで、独学の自分が敵うはずもありませんでした。
以上、横浜国立大学の編入試験の体験談でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。
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