ヨシノの日記

高専/ロボコン/編入

高専の魅力

 私は現在、高専の5年生です。高専は中学校卒業後に入学し、5年間通います。そんな高校でも大学でもない高専の魅力について解説します。

 

 

高専の魅力

高専とは

 高専については別記事でどうぞ。

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高専の特徴

 高専の特徴についても別記事にて。

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高専の魅力

 高専の特徴から、いくつかの長所があります。

①就職に有利

 こちらも別記事にまとめていますが、就職に非常に有利です。高専生への求人倍率が高い理由 - ヨシノの日記で詳しく説明しています。求人のある企業に対しては学校推薦が使えます。学校推薦を使えば必ずではないですが、かなりの確率で内定が決まります。また、授業でもエントリーシートの書き方などを習うので、就職する環境が整っていると言えます。

②遊べる

 大学と似ていることから、遊びまくりです。バイトOKなのでバイトでお金を貯め、長い休みに旅行に行ったりできます。大学は4年目に就職か進学かの準備をしますが、高専は5年間通うので1年間長く遊べます。また、①に書いたように就職も簡単にできるので、就活もすぐに終わります。私はこの道は選びませんでしたが、こういう道もありだと思います。

③やりたいことができる 

 これが一番の魅力だと思います。夏休みが長いこと、センター試験を受ける必要がないことから自分のやりたいことができます。私の知人には、夏休みを使って海外に留学した人や、何かを極めた人や趣味を謳歌した人がいます。例えばゲーム開発がしたいなら、学校で習ったことに加え、こういった期間を利用して、自分のスキルアップができます。また、違う学年の人が普通にいることから、休学などをしても先生が対応してくれます。なので、長期の留学をすることもできます。休学をしても、留学などの理由があれば就職などで不利になることはありませんし、むしろ有利になります。

 

以上の3つが高専の魅力だと思います。私は③が一番の魅力だと思いますし、私はそうしてきたつもりです。ただ、①や②も十分な魅力です。こういったことがある人は高専をお勧めします。

 

 以上、高専の魅力でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

高専の特徴

 私は現在、高専の5年生です。高専は中学校卒業後に入学し、5年間通います。同世代の中で高専生の占める割合というのは非常に少ないと思います。そんな高校でも大学でもない高専とは何なのでしょうか?

 

 

高専の特徴

高専とは

 高専については別記事でどうぞ。

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高専の特徴

 高専は一般的に、高校+短大のような扱いです。

①自由

 校則が緩く、基本的に自由で大学とほぼ同じです。服装も制服はありません。また、髪を染めたりも自由です。バイク通学も認められています。もちろんアルバイトも自由にできます。

②先生は教授

 高校のような先生ではなく、大学博士課程を修了した人が先生です。大学の先生と同じです。かなり頭がいいです。また、異動があまりないです。

③休みが長い

 ①、②から、休みは基本的に大学と同じ期間です。高校に比べると長いと思います。夏休み、春休みが特に長いです。

④容赦なく留年させられる

 これも大学と同じで、単位が足りなければ容赦なく留年させられます。試験の点数が一点でも足りなければ単位は出してもらえません。留年しない方法はこちら(高専で留年しないためには? - ヨシノの日記)。

⑤授業は高校と同じ形式

 授業は大学と違い、あらかじめ決められた科目を履修します。一部は選択できますが、基本的には決められた科目を履修するので高校と同じ感じです。

⑥年上が普通にいる

 これはある意味高専特有かもしれません。④で説明したように留年生が普通にいますし、別記事で説明したように留学生はみんな年上です(追記予定)。ただ、⑤のようにクラスがあるため、関わる機会は多いです。

⑦卒業後は進学or就職

 全体的に就職の方が多いですが、進学も可能です。卒業時には大学と同レベルの能力を持っているらしいです。

⑧進学は編入学

 5年生で卒業ですので、大学2年と同じ年齢で卒業します。そのため一般入試とは違い、編入試験を受けることになります。編入試験は一般入試とはかなり違います。詳しくは大学編入試験体験記 - ヨシノの日記へ。

⑨就職は有利

 大卒並の能力を持ち、大卒より安い給料で雇えることから、就職は圧倒的に有利です。大手企業に簡単に就職できます。詳しくは高専生への求人倍率が高い理由 - ヨシノの日記へ。

 

 

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高専生が語る高専女子

 私は現在、高専の5年生です。高専は工学系の学校であり、女子が非常に少ない傾向があります。そんな環境にいる女子、いわゆる高専女子はどんな人なのでしょうか。私含め、解説したいと思います。

 

 

高専生が語る高専女子

高専とは

 高専については別記事でどうぞ。

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高専の女子率

 最初に説明したように、高専の女子率は非常に低いです。詳しいデータは見つけられませんでしたが、志望する高専のホームページで調べることができると思います。ただ、高専によっては女子が多い学科があるこもとあります。女子が多い学科は、生物系が圧倒的に多く、次に建築、情報系が多いと思います。ただ、こういった学科がある高専は珍しいので、やはり全体的に女子率はかなり低いと思います。

 

3種類の高専女子

 高専の女子は大きく3種類に分けられると思います。男子もですが、下の3種類に分けられます。ちなみに私は②になりたい③です。

 ①大学生っぽい高専女子

 よく自撮りとかしている、THE 大学生みたいな高専女子です。要領がよく、何事も上手くこなしています。友達も多く、過去問なんかも共有しているようです。彼氏持ちが多いです。人生楽しんでいる感じです。

 ②意識高い高専女子

 あまり人と群れず、かといって友達がいないわけでなく、何か目標をもっている女子です。勉強もですが、他にも得意なことがあり、目標に向かって努力しています。高専女子の意識高い系は本当に優秀です。尊敬します。

 ③おとなしい高専女子

 アニメやゲームの話をしている、いわゆるオタク系女子です。あまり積極的に人と関わることはありませんが、話しかけると結構話しやすかったりします。オタク女子はあまり多くはないと思うので、そういう人たち同士で集まって会話できる環境は貴重な気がします。

 

全体的に

 全体的に高専の女子同士の結束は強いです。いつも一緒にいるわけではありませんが、クラス内、部活内、寮生内の結束は強いです。男子ばかりの環境の中なので、やはり結束は強くなるようです。

 

 

 以上、高専生が語る高専病でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

高専生が語る高専病

 私は現在、高専の5年生です。高専には"高専病"というものがあるという話が有名です。今回は、高専生の私が高専病についてまとめます。女子の高専病と男子の高専病があるらしいですが、男子の高専病について説明します。

 

 

高専生が語る高専病

高専病とは

 高専は工学系の学校であり、中学校卒業から5年間通う学校です。ほぼ全ての都道府県に1校以上存在します。寮もあるため、中学校卒業と同時に寮に入る人もいます。工学系のため女子の数が非常に少なく、寮生がほとんどのため非常に閉鎖的な空間であると言えます。そのため、現実の女子ではなく、別の"何か"に情熱を注ぐ人が増えます。これが高専病と呼ばれるものです。"何か"はレベル分けされるらしいです。特に、寮生や部活に女子が少ない部だと多いと思います。

 

高専病のレベル

 高専病にはレベルがあるという説明をしましたが、明確に分かれているわけではありませんし、個人の考え、噂が多く含まれています。

 

レベル① 女子がみんな可愛く見える

 これは男子校あるあるなのかもしれませんが、女子が少ないと誰でも可愛く見えてしまうらしいです。誰でもというのは言い過ぎかもしれませんが、可愛く見えるレベルはかなり下がるらしいです。

レベル② アイドルオタクになる

 レベル①を過ぎると、アイドルオタクになります。アイドルは実際に存在しますし、最近は会いに行けるアイドルという形から、アイドルオタクが増えているようです。学校内でも、アイドルのTシャツを着た人をよく見かけます。こういった人は、自分がお金を浪費していることに気が付きながらも、ついついライブに行ってしまうようです。

レベル③ アニメオタクになる

 レベル②を過ぎると、アニメオタクになります。レベル②を通り越して③もあるかもしれません。実際には存在しないアニメのキャラクターをお金と時間を浪費するようになります。ゲームに課金なんかもし始めます。

レベル④ ゲイになる

 正直、これはネタだと思います。まずいませんし、噂も聞いたことがありません。閉鎖的な環境にいつづけるとこうなるのでしょうか?

レベル⑤ ロボットに恋をする

 レベルはよくわかりませんが、ロボットに恋をするという噂を聞いたことはあります。私もロボコンをやっていたのでわかりますが、これはないです。もちろん愛着という意味では、ロボットを非常に大切にしたい思いはあります。これもネタだと思います。

 

自分の体験談

 自分の考えでは、レベル①は多いのかなと思います。①のあとは②or③に進むと思います。このレベルは男子校なんかと変わらない気がしますし、高専病というのは大げさかなと思います。レベル④、レベル⑤は正直ネタだと思います。高専生は自虐したがる人が多いので、こういう話が生まれたんだと思います。実際、ネットだとよく見かけていましたが、入ってからはそんな話をすることはほぼありませんでした。

 

 

 以上、高専生が語る高専病でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

高専からの留学

 私は現在、高専の5年生です。高専は意外なことに、留学する人が多いです。普通科高校なんかよりも断然多いです。短期留学も含め、休学して留学する人もいます。今回はそんな、高専からの留学について解説します。

 

 

高専からの留学

意外と力を入れている海外留学

 高専といえば理系の学校であり、あまり海外留学に力を入れているイメージはないかもしれません。ですが、実は最近は海外に高専を作ろうとしていたり、協定を結んだりと、海外留学に力を入れています。短期留学に関しては、かなりの数のプログラムがあります。大学や、ホームステイなどのプログラムもあったりします。各高専は一つ以上の協定校があると思います。その学校との交流や、別の高専の協定校へ留学することもできます。こういった、高専が協定を結んでいる留学は短期留学がほとんどだと思います。また、休学して留学する人もいます。休学は留年に含まれないため、気にせず留学することができます。復学すると一つ下の年代の人と同じクラスになりますが、留年している人も多いのであまり気にはならないと思います。

 

協定による留学

 

 期間

 短期留学がほとんどだと思います。具体的には一週間から一ヶ月ぐらいだと思います。学校が協定を結んでいるだけあって、夏休みや春休みなどの長期休暇に多く、学業に支障をきたすことはありません。

 留学先

 色々あります。アジアだけに限らず、北アメリカもありますし、オセアニアなんかもあります。

 留学形態

 こちらも色々あります。大学で勉強をしたり、ホームステイをしたり、学会発表をしたりします。大学で勉強するのも短期間ですし、簡単なことしかしません。学会発表もそんなに難しいことはしないはずです。

 費用

 学校が一部を負担してくれるので、少し安くなります。どれくらい負担してもらえるかは、学校や行先によります。

 

自分で手配する留学

 

 期間

 個人の自由ですが、長期が多いと思います。短期なら学校のプログラムでいいので、長期で留学したい人が多いのだと思います。基本的に一年間が多いです。

 留学先

 これも個人の自由ですが、アメリカ、カナダ、中国、オーストラリアが多いような気がします。探せばいくらでもあると思います。

 留学形態

 大学に通う人が多いかなと思います。

 費用

 基本的に自費ですが、探せば奨学金を受けたりはできると思います。中には、全額補助してもらえるプログラムもあります。 

 

 

 以上、高専からの留学についてでした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

高専への留学生

 私は現在、高専の5年生です。高専には普通科高校と違い、留学生がいます。留学生の数は多くはありませんが、かなり珍しいと思います。今回はそんな留学生について解説します。

 

 

高専への留学生

どこの国が多い?

 あなたが留学するとすればどこにしますか?留学の目的はいくつかあると思いますが、一番の目的は勉強です。勉強をするからには、自分の国より学力レベルが高い国に留学する人が多いと思います。つまり、高専への留学生は、日本より教育レベルが低い国から来た人が多いと思います(言い方が悪くて申し訳ありません)。具体的には、東南アジアが多いと思います。

 

留学生はどんな感じ?

 留学生はみんないい人です。日本に来るだけあって、日本が好きなようですし、基本的にみんな日本語が喋れるので日本人の友達もいるようです。基本的に、何年か日本住んでから高専に入学しているようなので日本の文化も知っています。また、みんな優秀です。留学するだけあって、勉強は頑張っているようです。留学生は色々なことを知っているので、友達になると色々知れて面白いです。

 

2種類の留学生

 留学生には2種類存在するという話を聞いたことがあります。 本当かどうかはわかりません。

 

①自費の留学生

 親がお金持ちで、日本での生活費を自費で賄っている留学生です。お金持ちとまではいかなくとも、裕福な家庭で育っているようです。

②国が支援している留学生

 日本がお金を出して、日本での生活費を補助している留学生です。試験か何かでかなり優秀な成績を修めた人を日本に招待しているようです。こちらの方が、①よりも優秀らしいですが、正直どっちも優秀です。

 

私の知っている留学生

 私の知っている留学生は本当に優秀です。彼らだけでなく、多くの留学生がそうなのだと思います。まず、母国語はもちろん、英語、日本語が普通にしゃべれます。TOEICのスコアは980点とっているそうです。もうレベルが違います。定期試験でも常に1位をとっています。

 

 

 以上、高専への留学生についてでした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

高専で留年しないためには?

 私は現在、高専の5年生です。高専の特徴として、留年率・退学率が非常に高いことがあります。高専で留年しないための方法を解説していきます。

 

 

高専生の留年・退学

高専生の留年・退学について

 高専生の留年は一般的な大学と同じです。単位制の学校なので、単位が取れず、進級に必要な単位数に満たなければ、原級留置いわゆる留年になります。単位制の高校もありますが、高校ほど甘くはないです。

 退学も同様で、留年しても単位がとれず、学校に在籍できる年数の上限をこえてしまうと退学となります。具体的な年数は忘れてしまいましたが、7年程だと思います。

 

どのくらいの人が留年するのか

 これは「高専 留年」でググるとたくさん出てきます。詳しい数字は省略しますが、普通科高校の100倍の留年率で、学年の全体の2割から3割が留年するそうです。思い返してみると、確かに私の学年も2割ほど留年しています。ちなみに、上から降りてきた人が気が付いたら下の学年になっているということも普通にあります。

 

そんなに進級するのが難しいのか

 では、そんなに進級するのが難しいのかと言われるとそんなことはありません。むしろ進級は簡単です。 単位を落とさせてしまうと、その担当の先生も上の人に怒られてしまうそうで、基本的には再テストを実施してくれます。さらには補習をしたり、課題提出で単位を満たすようにしてくれる先生が多いです。

 

留年する人の特徴

 高専で留年しないためには、3つの要素が関係します。各要素が最低限あり、その要素の合計がある程度あれば留年しません。留年する人は以下の3つの要素のどれかを全く持たない人か、その合計がある程度に達しない人です。

 

①頭の良さ

 当たり前かもしれませんが、頭が良ければ留年しません。勉強しなくてもテストで高い点数が取れる人は留年しません。

 ただし、最低限の提出物を出すことと、出席日数を満たすように注意してください。実験実習などの実技を伴う科目は、提出物を提出しないと単がもらえません。また、出席日数についても同様です。これを守らないと、先生もどうしようもなくなってしまいます。

②真面目さ

 遅刻はせず、欠席ももちろんせず、提出物もしっかり自力で解き、期限に間に合うように提出し、授業も真面目に受ける人は留年しません。真面目な学生に対しては、先生も好意的です。仮に試験で点数が悪くても、特別補習を設けてくれることがあります。

 ただし、最低限の頭の良さは必要です。どんなに勉強しても全く身につかないようでは意味がないです。

③コネの多さ

 これは意外かもしれませんが、コネの多い人は留年しません。特に、先輩、同級生とのコネが多い人は留年しません。理由は過去問、過去レポが手に入るからです。高専や大学では、同じ先生が同じ科目を何年も担当することがあり、過去問に傾向があります。中には、まったく同じ問題をだしてくる先生もいます。こんなときに過去問や過去レポを持っている人は非常に有利です。効率よく勉強でき、留年することはありません。

 ただし、最低限の真面目さと頭の良さは必要です。理由は上の二つと同じです。特にレポートを過去レポートそのままで提出してしまうと、ばれてしまうことがあります。ばれてしまうと、その科目の点数がなくなってしまったり、見せてもらった先輩の単位もなくなってしまうかもしれません。そもそも、この方法では実力がつかないので、いつか苦労します。

 

 

 以上、高専で留年しない方法でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。