ヨシノの日記

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編入体験談~東京都立大学~

 東京都立大学(現首都大学東京)の編入試験の体験談です。私がどのような勉強をして、どのような経験をし、どのような結果になったかをまとめておきます。

 

 

大学編入試験体験談~東京都立大学~

 東京都立大学について

 東京都立大学は、数年前に4つの都立大学が合併してできた大学です。2019年度までは首都大学東京と呼ばれていますが、認知度の低さから、東京都立大学にしようということで2020年度から名前が変わります。キャンパスは3つありますが、全て八王子市近辺です。

 高専からの編入は、都市教養学部かシステムデザイン学部が多いと思います。都市教養学部は南大沢キャンパスで、システムデザイン学部は日野キャンパスです。日野キャンパスはシステムデザイン学部だけのキャンパスですので、女子は少ないようです。南大沢キャンパスは女子もいるらしく、手続きなどはここでするようです。数年前に学科の再編ということで、いくつかの学科が変わっています。それに伴い、試験も一部変更されていました。

 

 志望学科

 私の志望学科はシステムデザイン学部情報科学科でした。再編により、新しくできた学科です。

 

 倍率

 過去のデータが公開されていないようなので、過去の倍率はわかりませんが、今年は5倍か6倍くらいだと思います。

 

 試験科目

 試験科目は数学だけで、英語はTOEICのスコアの提出となります。

 それまでのシステムデザイン学部(インダストリアルアートを除く)の試験は物理もありましたが、学科再編により変更されたようです。ちなみに、学科再編により変更されたのは情報科学科だけです。

 

 試験内容

 個人的に大学に過去問を請求できます。学科再編により試験問題の形式も変更されるかと思いきや、数学は例年通りでした。物理は解いていないのでわかりません。数学は、5問中の3問を解く形式です。

 

 試験手応え

 英語はTOEICのスコア820点ですが、あまり関係なさそうです。数学は過去の体験談から、解ける問題を選べば完答できるようだったので、慎重に選びました。計算も慎重にしたつもりでしたが、計算ミスをしてしまい、解ききることができませんでした。ただ、計算過程は慎重に書いていたので、部分点はもらえていることを考慮して9割です。面接は普通のことしか聞かれませんでした。

 

 結果

 合格でした。発表する時間は10時と書いてありましたが、それは学校に掲載する時間のことで、インターネット上には11時に公開されました。

 

  感想

 一応受かる自信はありました。個人的な感想ですが、計算過程はしっかり書いておいた方がいいと思います。あと、試験科目が数学だけになったことから、筑波大学との併願する人が多いようでした。これからもっと増えるかもしれません。TOEICのスコアはあまり関係ないようでしたので、数学だけでよい情報科学科は狙われやすくなるかもしれません。

 

 

 以上、東京都立大学編入試験の体験談でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

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編入体験談~横浜国立大学~

 横浜国立大学編入試験の体験談です。私がどのような勉強をして、どのような経験をし、どのような結果になったかをまとめておきます。

 

 

大学編入試験体験談~横浜国立大学~

 横浜国立大学について

 横浜国立大学は、ここ数年で人気が上昇し、一般でも編入でも難化傾向にあるそうです。横浜にありますが、駅からのアクセスはあまりよくなく、キャンパス内は緑が多いです。都会に住みたいだけなら、他の大学を受けた方がいいと思います。私はいい感じに田舎を感じたのでかなり惹かれました。

 高専からの編入は、理工学部が多いと思います。理工学部には教育プログラム(EP)とよばれる学科のようなものがいくつかあります。倍率は学科により異なりますが、とても難しいというほどではないと思います。

 

 志望EP

 私の志望EPは情報工学EPでした。

 

 倍率

 年と学科によってかなり変わります。情報工学EPは5~8倍ぐらいを推移していると思います。今年は5倍くらいだと思います。情報工学EPについては、試験が難しい年ほど、倍率は低くなっているように思います。

 

 試験科目

 試験科目は、一般科目として、数学、物理があり、専門科目として、論理回路、情報基礎(アルゴリズムとデータ構造)、プログラミング言語があり、英語(TOEIC)です。TOEICのスコアはあまり関係ないという噂を聞いたので、600ぐらいで大丈夫だと思います。

 

 試験内容

 学生課を通して、過去問を請求できるので、そちらで確認してもらえるとわかると思います。要項は4月の初日に公開されると思います。

 数学は例年通り、微分方程式と行列の二問と、物理は力学一問でした。物理は基本的には、質点か剛体の力学が出題されますが、天体?の問題が前の年に出題されていたので、そこも勉強していましたが、質点の力学でした。専門科目は、ちょっとよく覚えていませんが、プログラミング言語Javaを使った線形リストが出題されました。面接は普通のことしか聞かれませんでした。

 

 試験手応え

 英語はTOEICのスコア820点ですが、あまり関係なさそうです。数学は行列はかなり簡単でしたが、計算に時間がかかってしまい、微分方程式は、出ないと思っていた定数係数でない線形微分方程式が出題されました。どちらもほとんど解けませんでした。物理は簡単でしたが、時間が足りませんでした。4割ぐらいだと思います。専門科目は、論理回路C言語アルゴリズムとデータ構造はほぼ解けましたが、Javaアルゴリズムとデータ構造は全く解けませんでした。6割ぐらいだと思います。試験の出来からもう落ちたとわかっていました。

 

 結果

 不合格でした。

 

 感想

 一般科目の試験終了時に落ちたことを確信したので、試験放棄して帰ろうかと思いました。一応受けてみたにも関わらず、Javaを使ったアルゴリズムとデータ構造は勉強しておらず、撃沈しました。定数係数でない線形微分方程式は解けていない人も多いのでは?と思いましたが、過去に一度だけ出題されたことがあるので、しっかり対策をしている人は勉強してると思いました。Javaを使ったアルゴリズムとデータ構造は、高専によっては授業でも習っているところがあるようで、独学の自分が敵うはずもありませんでした。

 

 

 以上、横浜国立大学編入試験の体験談でした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

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編入体験談~筑波大学~

 筑波大学編入試験の体験談です。私がどのような勉強をして、どのような経験をし、どのような結果になったかをまとめておきます。

 

 

大学編入試験体験談~筑波大学~

 筑波大学について

 筑波大学は、単一のキャンパスとして日本で二番目に大きい大学です。総合大学であり、理系、文系のほかに、芸術の学科があったり、体育の学科があったりします。高専からは非常に人気が高く、倍率も非常に高いです。もしかすると、旧帝大よりも高いかもしれません。その理由として、研究施設が多いことがあると思います。卒業研究などで、そういった研究施設を利用できたり、共同研究できるのが非常に魅力的です。

 高専からの編入が多いのは、情報学群と理工学群工学システム学類です。工学システム学類は、旧帝大を受ける人が滑り止めに使うため、非常に倍率が高くなっているそうです。私は受けていないので、省略します。情報学群情報科学類と情報メディア創成学類の二つの学類からなります。こちらも倍率は非常に高くなっていますが、滑り止めに使う人はあまりいないようです。その理由として、落合陽一先生があります。現代の魔術師と呼ばれる情報系では有名な先生なので、その先生目当てに試験を受ける人が多いようです。詳しい倍率はホームページに載っていると思います。

 

 志望学類

 私の志望学類は情報学群情報科学類と情報メディア創成学類の併願です。

 

 倍率

 併願の関係でよくわかりませんが、10倍は超えているようです。

 

 試験科目

 試験科目は、数学、情報基礎(アルゴリズムとデータ構造)、物理の各2問から計4問選択と英語(TOEIC)です。英語は共通ですが、情報メディア創成学類では、数学、情報基礎のみの採点となります。TOEICは730点で100点換算です。そこから線形的に点数が下がっていきます。

 

 試験内容

 公式ホームページに公開されるのでそれを待ってください。要項は4月ごろの10時に公開されると思います。過去問はそれより後だと思います。はやく手に入れたい人は、誰かが配布していると思います。

 

 試験手応え

 英語はTOEICのスコア820点なので100点です。TOEICは最低でも皆700点はあると思うので、それぐらいを目安に勉強してください。数学はかなり簡単でしたが、計算ミスをしたので8割ぐらいだと思います。情報基礎はよく分からないですが、6割ぐらいかと思います。これはボーダーギリギリで、気づかない計算ミスがあった場合を考えると絶望的でした。

 

 結果

 不合格でした。

 

 感想

 正直、落ちても受かってもおかしくない出来でした。前日も直前まで勉強していました。最後の最後に見直しを怠ったところが出題され、焦ってしまいました。また、情報基礎はここ数年で傾向が変わってきているので、はやめに最近の過去問を解いておくことをおすすめします。

 

 

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大学編入試験~試験勉強について思うこと~

 私が大学編入試験を通して思うことをまとめておきます。私は編入試験を通して勉強内容以外にも気づくことがありました。今後の自分のために残しておこうと思います。

 

 

大学編入試験~試験勉強について思うこと~

 併願校をしっかり選ぶこと

 私は第一希望筑波大学横浜国立大学、第二希望都立大学、他滑り止めで受験しました。筑波大学横浜国立大学は同じくらい通いたい大学でした。試験科目を見てみると、筑波大学が数学、物理、専門(アルゴリズムとデータ構造)の各2題から選択で4題解く方式で、横浜国立大学は、数学、物理、専門(論理回路アルゴリズムとデータ構造、プログラミング言語)の試験でした。また、その次に行きたかった都立大学数学、物理の試験だったので、これら3校を併願にしました。これら3校は英語をTOEIC提出できるので、併願は多いと思います。

 

 限られた時間で何かをこなすことの難しさ

 私は試験勉強を一日平均8時間していました。周りと比べて多いとは思いませんが、4年生の夏休みごろに始めたので、試験を受けるまでに勉強する時間は十分にありそうです。しかし、実際にはそんなことありませんでした。勉強していて思ったことがあるのですが、おそらくどんなに勉強をしても時間は足りないのだと思います。勉強は終わりがなく、調べれば調べるほど難しい問題が見つかります。その中で勉強する問題、勉強しない問題を決めていく必要があります。私は過去問をできるだけ多く解き、傾向を調べていきました。その結果と、併願校の試験との兼ね合いから、時間を割けない問題は勉強しないことを決めました。それらは、他の大学では出題されず、過去にも一度しか出題されていないため、他の勉強に時間を回そうと考えました。ですが、まさに私が捨てた問題が出題されてしまいました。

 当たり前ではありますが、その問題が出題されるとわかっていれば、勉強していましたし、その問題が解ければ受かっている自信がありました。逆に、苦手で時間を割いた問題は非常に簡単に解くことができました。私の選択は結果的に失敗に終わり、限られた時間で何かをこなすということはこんなに難しいのだと痛感しました。

 

 最後まで諦めないことの大切さ

 上の体験とは逆の体験もしました。基本的に、試験の直前には新しい参考書で勉強するのはよくないとされています。もちろん人によりますが、解けない問題を見つけ、不安になってしまうからです。ただ私は試験の一週間程前に新しい参考書に手を付けました。基本的に解ける問題ばかりでしたが、一部解けない問題がありました。都立大学の試験当日の朝に、その参考書で復習をしていると、なんとその問題が試験で出題されました。おそらく、私はその参考書に手を付けていなければ都立大学に合格していないと思います。

 試験前は早く寝て、次の日に備えるのが良いという話もありますが、私は最後の最後まで勉強をしていました。自分の苦労が少しは報われたのだと思います。

 

 結局運ゲー

 過去問から予測して出ないと判断し捨てた問題が出題されたり、試験直前の復習で勉強した問題が出題されたり、結局運なのでは?と思ってしまいます。ただ、これは努力をしたうえでのことです。例えば、数学の知識が全くない人が直前に勉強した内容が出題されても解けません。自分に回ってきた運をつかむために努力をしているんだと知りました。

 

 自分は本番に弱い

 私は受けた試験全てで計算ミスをしています。それも、解き直すまでもなく、試験が終了して帰る途中に気付きます。この試験で人生が変わると考えると実力が発揮できないのは当然かもしれませんが、自分は本番に弱いと気づけたのもひとつの大きな収穫かなと思います。

 人生において、大学受験が人生を変えることはあるかもしれませんが、それが全てではありません。今後生きていくうえで、もっと大きな勝負があるはずです。次の勝負ではこの経験を活かそうと思います。

 

 

 以上、大学編入試験を通して思うことについてでした。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

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大学編入試験~勉強スケジュール~についてはこちら

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大学編入試験~役に立つサイト~についてはこちら

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大学編入試験~参考サイト~

 私の大学編入試験の際に参考にしたサイト等について説明します。

 

 

大学編入試験~参考サイト~

 編入試験を支える参考サイト

 編入試験は非常にマイナーな入試方法であり、それゆえ情報が圧倒的に不足しています。過去問、過去問の答え、勉強法、先輩からのアドバイスなど、通常の入試とは違い非常に少ないです。そんな情報不足を補うために、インターネットで調べることが多いかと思います。今回は私が参考にした、サイト等について紹介していきたいと思います。

 

 編入体験談

 やはり一番知りたい情報は編入体験談だと思います。どんな風に勉強して、どんな試験で、面接でどんなことを聞かれたのか、かなり重要な情報です。

①ZENPEN

www.zenpen-kosen.com

 すでにご存じの方も多いかと思いますが、編入体験談についてはZENPENが最も有名かと思います。体験談も非常に多く、定期的に編入説明会なども開催している、高専から大学編入した人による組織です。私も非常にZENPENにはお世話になりました。このサイトに載っている体験談の他、YouTubeに説明会のプレゼンの動画があるので参考になります。また、連絡先を書いていらっしゃる先輩には連絡をとることもできます。私はここの先輩から過去問を頂きました。

②HenTai

kosen.herokuapp.com

 こちらも編入体験談がかなりありますが、少し古いものが多いです。ただ、マイナーな大学の体験談も載っているので参考になるかもしれません。

③個人のブログ

 個人的に編入体験記を書いている方もいらっしゃいます。特に、筑波大学の体験談は非常に多いと思います。普通に「〇〇大学 編入」で調べると出てくると思います。大学によっては体験記がない大学もあるかと思いますが、Chromeのツール機能を使うことによって、見つけることができることもあります。

 

 過去問・解答

 インターネット上に過去問があることは大学の公式を除いてほとんどありません。著作権の関係からなのか、詳しい理由はわかりませんがほぼないです。

碓井軽井沢IC数学教育研究所

 数学に限ってになってしまいますが、碓井軽井沢IC数学教育研究所というサイトがあり、そこにかなりの数の過去問がありました。現在はサービス終了によりなくなっていますが、いつか復活するかもしれません。

②Rocket Answer

rocket-answer.com

 Rocket Answerは編入学試験専用の過去問の解答を共有するサービスです。利用にはメールアドレスの登録などが必要ですが、過去問の答え、体験談が載っています。ちなみに過去問は載っていません。志望校を決め、過去問を手に入れた後、解いて答え合わせがしたいというときに使えると思います。

③岡田章三 Shozo Okada

www.gifu-nct.ac.jp

 編入試験に限らず、数学の色々な問題があります。編入試験問題もありますが、かなり古い試験問題なのであまり使えないかもしれません。

Wolfram Alpha

www.wolframalpha.com

 こちらは計算サイトです。編入試験に限らず、数学の勉強に非常に役に立ちます。微分積分の問題が図で分かったり、微分方程式の問題も解いてくれます。私は主に微分方程式の問題で使いましたが、非常に役立ちました。もっとはやく知っていれば良かったと思います。

⑤クァンダ
クァンダ :  5秒で解説検索

クァンダ : 5秒で解説検索

  • Mathpresso
  • 教育
  • 無料

apps.apple.com

 クァンダは、高校までの範囲の解答を教えてくれるアプリです。大学の範囲になると質問はできませんが、物理などは高校の範囲が出題される大学もあるので、よく使っていました。現役の名門大学生が解いてくれるので質問もしやすく、信頼もできます。 

 

 

 以上、私の大学編入試験の過去問について説明しました。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

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大学編入試験~過去問~

 私の大学編入試験の過去問について説明します。

 

 

大学編入試験~過去問~

 志望校

 私は、専攻科、豊橋技科大、東京都立大学横浜国立大学筑波大学を受験しました。全て情報系です。これらの過去問は全て持っています。ただ、私は過去問を配布するかはまだ決めていません。決めたら更新しようと思うので、定期的に確認してもらえるとありがたいです。Twitterでも報告しようと思うので、フォローしてもらえるありがたいです。

 

 過去問の重要性

 編入試験において過去問はどのくらい重要なのかを説明しておきます。編入試験において過去問は非常に重要です。絶対に手に入れてください。過去問の有無は合格に非常に大きく影響します。その理由は問題の傾向がわかること、問題のレベルが分かることにあります。

 編入試験の問題はあまり詳しく言及されていません。横国大では、数学は微分方程式と行列しか出題されませんが、募集要項にはそんなことは書かれていません。募集要項に書かれていないので、違う問題が出題される可能性もありますが、基本的に同じような問題が出されることが多いです。そういった傾向をつかむという意味で非常に重要です。

 また、編入試験には模試がありません。受ける人が非常に少数であること、学校によって試験が全く異なることなどが理由にあります。そのため、自分が行きたい学校の難易度をつかむのは過去問だけになります。過去問の出来を参考に、志望校を選ぶことになります。また、問題集も志望校の問題の難易度に合わせて選ぶ必要があります。そのため、問題のレベルを知っておくことが必要になります。

 

 過去問の入手法

 編入試験において過去問はどのように入手するのでしょうか?もちろん、赤本なんてものはありません。編入試験の過去問の入手法は大きく分けて三つの方法があります。

①所属学校に過去に受けた人の過去問が残っている

 これは高専に限った話かもしれませんが、編入試験を受けた人が過去にいる場合、過去問が残っていることがあります。学務課か、共用のパソコンなんかにあると思います。ちなみに、編入が盛んな学校とそうでない学校で、過去問の量にかなり差があります。私の学校は編入する人がほとんどいなかったので、過去問はほとんどなかったです。ただ、どこの高専も技科大と専攻科の過去問は全てあると思います。

②志望先の大学が過去問の配布を行っている

 これは学校によりますが、過去問を配布している学校があります。多くの学校で過去問は配布されていますが、2年や3年分がほとんどです。また、インターネットで公開されているもの、学生課を通じてしか請求できないもの、個人で大学に請求する必要があるもの等さまざまです。また、直接大学に赴き、閲覧するだけの学校もあります。

編入試験を受けた先輩の過去問をもらう

 過去に編入試験を受けた先輩に直接過去問をもらう方法です。これが一番効率的かもしれません。直接といっても、現在はTwitterがありますので、DMでお願いするといいと思います。私はこの方法で過去問を頂きました。感謝しかないです。

 ちなみに、過去問をもらう場合は丁寧にお願いしてください。過去問に限りませんが、人にお願いするときには最低限のマナーは守ってください。少し前に、編入試験の過去問をもらう人のマナーが悪いと問題になっていました。

 

 ちなみに、他の志望校を受験する人とトレードすることができるので、自分のいらない過去問も手に入れておくといいかもしれません。

 

 

 以上、私の大学編入試験の過去問について説明しました。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

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大学編入試験~参考書~

 私の大学編入試験の際に使った参考書について説明します。

 

 

大学編入試験~参考書~

 勉強科目

 私は、専攻科、豊橋技科大、東京都立大学横浜国立大学筑波大学を受けることにしたので、数学(微分積分線形代数微分方程式)と、物理(高校物理)と、情報系専門科目(論理回路C言語アルゴリズムとデータ構造・Java)と、英語(TOEIC)の勉強をしました。TOEICについては別記事にて(理系の私が半年でTOEIC800点をとった方法 - ヨシノの日記)。

 

 数学

編入数学徹底演習
大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-

 

  この本は良書です。誤植が多いことで有名ですが、ほとんど正誤表に載っています。新しい版なら誤植はかなり少ないです。問題数も非常に多いため、演習にうってつけです。解説が少ないのは欠点ではありますが、解説がないとわからないということは苦手だということだと思うので、わからないとことは別の参考書で調べるなどして理解を深めました。

 

編入数学徹底研究
編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習

 

  こちらも良書です。私は試験の直前にこの本を解いたのですが、基本的なことが、多く学べる本です。徹底演習にない問題も載っているため、一度は解いておくことをおすすめします。徹底演習の前にやっておくべきでした。この本は先ほどと違い演習量が少ないので、この本を解いた後に徹底演習を解くのがいいと思います。

 

マセマ(微分積分

 基本的なことから、少し応用的な問題まで載っています。筑波大で出題されたε-Δ論法などについても書いてあります。私は基本的に、新しい単元を解き始める前に解いて雰囲気を理解していました。

 

マセマ(線形代数

  こちらも微分積分と同様、新しい単元を解き始める前に解いて雰囲気を理解していました。ジョルダン標準形などについては他の参考書にはあまり載っていないので、この本で理解しました。他にも部分空間などについてもこの本をよく使っていました。

 

 物理

基礎物理学演習Ⅰ
基礎物理学演習 (1) ((ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1)))

基礎物理学演習 (1) ((ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1)))

 

 この本は良書かもしれませんが、難易度が自分には高すぎました。横国大を受けるレベルならこの参考書は必要ないと思います。おそらく旧帝大を受ける人にはいいのかもしれません。ちなみに、この本には力学、波、熱があります。横国大ででるのは、質点、剛体の力学のみなので、少ししかしていません。

 

基礎物理学演習Ⅱ
基礎物理学演習 (2)

基礎物理学演習 (2)

 

  この本は、電磁気と現代物理学が載っています。自分は当初、筑波大で物理の試験を受ける予定で、中でも電磁気が簡単そうだったので購入しましたが、電磁気の試験があるのは筑波のみだったので、効率のために断念しました。なので、この本もあまり使っていません。電磁気を少し解いた程度ですが、良書だと思います。

 

詳解電磁気学演習
詳解電磁気学演習

詳解電磁気学演習

 

 この本は問題数が非常に多いため、すべて解くのはお勧めしませんが、分からない問題を調べるとだいたい類似問題が載っています。電磁気学の辞書だと思っていいと思います。

 

 演習力学
演習力学 ((セミナーライブラリ物理学 (2)))

演習力学 ((セミナーライブラリ物理学 (2)))

 

 この本はかなりいいです。特に横国大を受ける人や、物理を基本から解きなおしたい人におすすめです。横国大の過去問と同じ問題が載っていたり、類似問題が載っていたりします。この本は横国大に編入した先輩から聞いて知ったので、おそらく、横国大を受ける人はみんなやってると思います。

 

 他に有名なのが、良問の風、名門の森、物理のエッセンス、弱点克服大学生の物理などがあります。人によって合う合わない、レベルもあるので、色々見てみるといいと思います。

 

専門科目

論理回路入門
論理回路入門 第2版

論理回路入門 第2版

 

 論理回路はこの本しか使っていません。論理回路という分野が簡単なのか、この本がわかりやすいのか、この本一冊で十分でした。豊橋技科大と横国大対策に使いましたが、この本があれば十分です。この本も横国大に受かった先輩に聞いて購入したので、おそらくみんなやっていると思います。

 

 Javaの絵本
Javaの絵本 増補改訂版

Javaの絵本 増補改訂版

 

  Javaに限らず、プログラミング言語を勉強するなら、まず絵本シリーズと決めていました。絵本シリーズは基礎的なことを絵を使って丁寧に説明してあるので非常にわかりやすいです。一応、一通りC言語が分かる状態から始めました。C言語が普通に使える人なら、簡単に覚えられると思います。私は横国大対策に使ったのですが、想定外のJavaアルゴリズムとデータ構造が出題され、撃沈しました。横国大を受ける人はこの本とJavaを使うアルゴリズムとデータ構造の勉強をすることをお勧めします。

 

定本C
定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造 (SOFTBANK BOOKS)

定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造 (SOFTBANK BOOKS)

 

  筑波大対策に使用しました。筑波大を受験する人なら必ず持っている一冊です。勉強し始めたときは全く理解できませんでしたが、実はかなり基本的な内容でした。アルゴリズムやデータ構造の説明が詳しく載っているのでおすすめです。ただ、この本は重要なプログラムしか書いておらず、そのままでは動かすことができません。次に示す、アルゴリズム入門と併せて勉強するといいと思います。ちなみに、ここ数年筑波大の出題傾向が変わってきており、この本はあまり役に立っていませんが、やっておりて損はないと思います。

 

アルゴリズム入門
改訂第4版 C言語によるはじめてのアルゴリズム入門

改訂第4版 C言語によるはじめてのアルゴリズム入門

 

 この本は定本Cとは違い、詳しい説明はありませんが、そのまま動かせるプログラムがたくさん載っているので役に立ちました。私は一部しか解いていませんが、最近の傾向からすると、一冊全部見ておくといいと思います。

 

 

 以上、大学編入試験の際に使った参考書について説明しました。何か質問等あればコメント、ヨシノ (@sakurax_htn_tw) | Twitterに連絡いただければ、お答えします。

 

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